日誌

わだっ子が「ノーメディアデーを実践!」―家庭において―

 和田小学校では,PTA主催にて,数年前から「ノーメディアデー」を各家庭で実践しています。今年度もPTA主催で,10月に実施しました。実践の方法は,5種類の内容を提示し,家族で話し合ったり,子ども自身で決めたりしながらコースを選択しました。

<コース選択の内訳>★全体の割合

Aコース(食事中はテレビをみない)・・・・・・・・27%が挑戦

Bコース(勉強中はメディアをみない)・・・・・・・52%が挑戦

Cコース(「 」曜日は一日中メディアをみない・使わない)・・・・9%が挑戦

Dコース(「 」曜日の任意時間帯はメディアをみない・使わない)・・6%が挑戦

Eコース(自分自身でチャレンジする内容を決める)・・6%が挑戦

 
<チャレンジの結果>★全体の割合

 A~Eまでの全コース(1年から6年まで)の結果から

    よくできた・・・・・60%~73%

    まあまあできた・・・23%~38%

    できなかった・・・・2%~12%

<チャレンジ後の感想>★保護者より
〇勉強中はメディアを見ないという目標でしたが,だんだんと意識して食事中もテレビを見ないよう心がけることができた。意外と会話があるものだ。家族にも浸透すればいい。
〇テレビをつけていないと,ゆったりと会話しながら過ごせてとてもよかった。
〇家族みんなでその日にあった出来事を話し,いつもよりみんなで話すことが増えてとてもよかった。
〇テレビって意外とつけないでもいられるのだと思った。テレビをつけていたのは大人たちだったのかもしれない。
〇ゲームをしないでも平気だったので,今後10分ほどにしたい。
〇自分なりに時間の使い方を工夫して,家族の会話も増えてよかった。
〇テレビを見ないことはなかなかできなかったが,宿題の時だけテレビをつけないようにした。
〇テレビがついていると,自分から家族に声をかけて消していた。
〇食事での会話を大切にして,その日にあったことなど普段話せないことまで話し合うことができた。
〇テレビをつけないと勉強に集中してできた。
〇ゆっくり会話をしたり,トランプで遊んだり,普段しないことにも興味をもてたようだ。
〇親子で読書をして過ごした。
〇時間に余裕ができた気がした。

<考察>

 ノーメディアデーは,メディアを使わないようにすることが目的ではなく,普段メディアに触れていることにより,奪われているものについて家族で気付き,よりよいメディアの使い方について考えていくことだと思います。「我が家での時間の使い方・メディアとの接触の仕方」について,今後も家族全体で考えていっていただけたら幸いです。ノーメディアデー取り組みへのご協力,ありがとうございました。