糠沢小ニュース

★★糠沢っ子が「図形認識力・空間把握力を伸ばす!」―1年生―

10月18日(水),第6回授業研究として,1年教室にて,算数科(デジタル教科書も活用)の授業が行われました。講師は本宮市教育委員会指導主事の佐藤先生にご依頼申し上げました。何度も,佐藤先生にはご指導とご支援を賜りました。毎回,授業実践に活用できるアドバイスを頂き,心より御礼申し上げます。お陰様で糠沢小学校における学校経営や現職教育の重点目標「夢中になって学ぶ子どもたち」を育てることへ,一歩一歩進んでいることが実感できます。

 今回は,図形領域の学習で,「立体図形」を二次元的な見方,三次元的な見方,さらに二次元の図形から立体の三次元図形へ「つなげる学習」を行いました。空間の形を二次元で認識することは難しいことですが,前時に活用した「円柱・四角柱・立方体・球体」の空き箱活動を想起し,立体から平面をイメージしたり,平面から立体をイメージしたりして,「図形認識力や空間把握力」の基礎的な内容を学ぶことができました。担任の先生の準備や工夫により,1年生の子どもたちは集中して熱心に学んでいました。素晴らしいことです。これらの「力」は,低学年から少しずつ学び,伸ばしていくことにより「効果」が身に付くと言われています。最初から最後まで1年生の誰もが,熱心に図形の学習に取り組んでいました。大変感動しました。重点目標「夢中になって学ぶ」という姿が見られ,熱心に学習をしていた素晴らしい子どもたちと授業を進めた先生に感謝申し上げます。
 本校の現職教育は,糠沢小学校だけでなく糠沢幼稚園の先生方との「つなぎ」を重視した現職教育として推進しております。幼児教育から小学校教育への「つなぎ」は,重要な視点です。(平成30年度から,幼稚園教育要領が新しくなり,完全実施されます。)今までも,糠沢幼稚園長先生はじめ,幼稚園の先生方との合同研究協議会を進め,幼児教育の充実と小学校教育の充実を図っております。今回も,お忙しい時期でしたが幼稚園の先生方も「事後研究協議会」に参加して頂き,大変貴重なご意見等を頂きました。感謝申し上げます。

 後半は,先生方とご指導の先生により,今回の授業を振り返りながら,テーマに迫る話し合いを進めました。ご指導では多くの称賛を頂くと共に,よりよい授業となるよう事例を紹介して頂きながら,明日からの「算数科授業」へ役立つご指導を頂きました。毎回,丁寧なご指導に感謝申し上げます。特に,糠沢小学校における「ジャンプ問題(活用)」を取り入れている点につきまして,称賛の声を頂いております。ありがとうございます。
<授業の様子>




<事後研究会の様子>