和田小2025　夢をもち、自他の幸せを考えながら、未来を拓く子ども

　今日はさわやかな五月晴れですが、上学年の子どもたちは現在テストと格闘中です。４年生・５年生・６年生を対象とした「ふくしま学力調査」に挑んでいます。２校時は国語、３校時は算数です。どの子も真剣なまなざしで頑張っています。

　南消防署からお二人の消防士をお招きし、今年度最初の避難訓練を実施しました。今回は地震発生を想定しての訓練でしたが、朝までの雨のために避難経路を変更して行いました。校長からは地震の際に気を付けること、消防署の方からは消化器の使い方や火事を起こさないための注意点などについてお話しいただきました。災害はいつ起きるか分かりません。自然災害は人の力は及びませんが、火災は人が気を付けることで防ぐこともできます。いずれにせよいざ災害に見舞われたときに、「自分の命を自分で守るため」が避難訓練の一番の目的です。

　コロナ禍で全国一斉に学校が休業したのをきっかけに、学校では一人１台タブレットが急速に普及しました。本校でも日々の授業や家庭学習等でタブレットを積極的に活用しています。写真は２年生の学級活動の時間の一コマです。子どもたちはタブレットを自在に使いこなし、効果的に活用しています。

　５年生は総合的な学習の時間で例年米づくりに取り組みます。講師はこれまで根本七太さん（６年万由佳さん、４年京佳さんの祖父）でしたが、次は菅野治正さん（６年朝日君の祖父）に引き継ぐこととなり、今年はお二人からご指導いただけることになりました。今日は初日ということで、講師の先生とのあいさつと米づくりの工程について説明を受けました。ゴールデンウィーク明けから田おこし、代かき、田植えと始めて行きます。子どもたちは今から田んぼに入るのが楽しみのようです。

　今日は３年生が総合的な学習の時間の授業で「とろろ芋の植え付け」に挑戦しました。講師は曽我清壽さんとそのご家族の皆さんです。運動会の日の午後に畝を準備してくださり、今日も植え付けの仕方を丁寧に教えてくださいました。とろろ芋は地域の名産だと聞いておりましたが、今は作っている家は少なくなったとも伺いました。実際に体験することを通して地域のよさをつないでいければと思います。