日誌

地域の「ひと」「もの」「こと」に学ぶ

  本校は、地域の「ひと・もの・こと」を積極的に教育活動に取り入れ教育効果の向上に努めています。その意味で本宮市教育委員会生涯学習センターの「学校支援地域本部事業」は不可欠です。これまで、多くのボランティアの方々にお世話になりました。地域のボランティアの方々に協力をいただけることにより、教育内容や地域理解をより深めることができるとともに、教師の指導技術の向上や指導法の改善につながるメリットがあります。また、地域の様々な分野・職業の方々と触れ合うことにより、外部の人との実践的なコミュニケーション能力を高めることができ、感謝の気持ちの醸成を図ることもできます。
 

 12月9日(月)~12月13日(金)の期間に3~6年生が、書道の専門家より「書き初め」のご指導をいただきました。講師は、本宮市の学校支援地域本部事業より派遣していただいた佐々木菜穂子先生です。子ども達は、みるみる上達し、授業の終わりにはまるで別人が書いたのではと思えるくらい上手に書きあげていました。




 平成26年1月5日(日)には、第5回ふれあい書き初め大会が白沢文化ホールで開催されます。ふれあい書き初め大会の題材は「福島県書き初め展」の課題と同じです。
 校内の書写の授業でお世話になった講師の佐々木菜穂子先生に丁寧に指導していただけます。ぜひ、この機会を利用し、納得のいく作品づくりに挑戦してみてください。 


 また、12月10日(火)には、本宮在住の本田文子さん、大塚道子さんを講師にお招きし、6年生を対象として「戦争体験を聞く会」を開催しました。6年生はこの時期、国語の授業で原爆問題を扱った「ヒロシマのうた」を、社会で「第1次世界大戦や第2次世界大戦」の歴史を学習中であったため、本宮市が空襲にあったことや当時の生活のきびしさに真剣に耳を傾け、「あたりまえの生活」のありがたさを感じ取っていました。




 今後も、学校支援地域本部事業を積極的に活用し、児童の確かな学力と豊かな心やたくましい体を育成していきたいと考えております。ご協力をお願い申し上げます。