日誌

3年養蚕体験

3年生は、福島発電株式会社の企画による養蚕体験を行いました。これまで、学校でかいこの、繭を作ることを観察し、今日は①生糸を作ることと②真綿を作る体験をしました。講師の鈴木美佐子さんは、福島伝統の素材「絹」に着目し、養蚕から商品化までを一貫して行っているのは、世界で福島のみであることを大切に考え、10年間技術と文化の継承に取り組んでいらっしゃいます。

繭から糸を引く道具=座繰り器(ざくりき・糸をつむぐ機械)で全員が繭から生糸を取りました。次に真綿に触ってから真綿作りを体験しました。「ふわふわというより、ほあほあだ。」「軽い。」「あたたかい。」という真綿の特性を知ってから、実際に作ってみました。将来、こうした伝統的素材を使ったものづくりに興味をもつ子がいるかもしれません。鈴木さんが作った真綿を一人一枚ずつプレゼントされましたので、ご家庭でご覧ください。