日誌

わだっ子が今日も「出席100%」で1学期終了

 7月20日(水),今日も「出席100%」です。全員参加の基,第1学期終業式が行われました。まず校長から,1学期の子どもたちの努力している姿や成果について伝えました。次に,「1学期を振り返って」と題して,2年生と5年生の一人一人が「努力したこと・できるようになったこと・夏休みの過ごし方」など,全員の前でしっかりと話すことができました。どの発表も,子どもたちの夢や目標を叶えるために,日々努力した様子が伝わりました。素晴らしい子どもたちの姿でした。

【2年生】

  ○漢字の練習を頑張りました。

  ○文字をていねいに書けるよう頑張りました。

  ○苦手だった野菜を食べるようにがんばりました。

  ○なわとびや運動を頑張りました。

など,一人一人ができるようになったことや努力したことを振り返り,自己肯定感を高めることにつながりました。

【5年生】

  ○一番がんばったことは,朝のリレー練習です。今年の南達リレーでは,決勝に残れなかったので,今から練習をして来年は決勝に残りたいです。

  ○一番がんばったことは,算数です。割り算が苦手なので,できるようになるまでがんばりました。まとめのテストに合格できてうれしかったです。

  ○一番心に残っていることは,修学旅行です。フィールドワークを通して,会津の歴史を学ぶことができました。

  ○一番がんばったことは,暗誦日本一です。だんだん文章も長くなって難しかったけど,1学期中に「12」まで合格できたのでよかったです。

 など,学校内外の活動で,頑張ったことや心に残っていることを振り返り,「できる自分」や「がんばる自分」を,そして「がんばったみんな」を認め合う素晴らしい子どもたちです。自己肯定感や人間関係力を高めることができたようです。

【校長講話】

1学期の学校生活を振り返り,キーワードを提示しながら,和田小学校の子どもたちの様子や努力してきたことを伝えました。まず「36」というカードを提示し,子どもたちに問いかけをしましたところ,数名の挙手があり,考えを聞きました。「低学年のみんなが休まなかった日数です。」と,5年生が答えましたので,校長から「36は,休まないで全員が登校した日数です。」と意味を伝えました。1学期の半分は,出席100%ということです。次に,「9」というカードを提示しました。すると,挙手した4年生が見事に「暗誦10個を合格し,表彰された人の数です。」と,正解を発表しました。その後,「じぶん」「みんな」「がんばり」「あきらめず」などのキーワードを提示しながら,1学期のまとめを話しました。

<追伸>

1学期中,わだっ子が世話をしている植物たちは,すくすくと成長しています。植物は,丁寧に関わり,思いやりを持った関わりをすることにより,すくすくと成長するものと考えます。動物や植物は,人間のかかわり方により影響を受けると言われています。相手を思いやる心で接し,植物の様子をしっかりと観察し,語り掛けるように世話をすることで大きく成長するそうです。

 子どもたちの世話をしている様子を拝見しますと,とても優しい関わりをしています。収穫を目的とする内容ではありませんので,植物の特徴や変化を科学的な視点,「なぜだろう」と疑問を持つ力,解決する力などを育むことへつながるものと考えます。また,最近では昆虫や虫の観察,飼育に関わっている子どもたちが多く見られます。植物同様に,「いのち」に関わる活動を通して,様々なことに気づき,考える力を育む機会となります。