日誌

思いを込めて

 本日、3月11日(火)の朝、在校生(1年生から5年生)による卒業式に向けた最初の「式歌」の練習を行いました。
 3年前の東日本大震災発災により、平成22年度の卒業式を行うことができなかった小学校が多くありました。和田小学校もその中の1校でした。あの時ほど、卒業式が当たり前に行えることのありがたさを感じたことはありませんでした。「想定外の事態」は、いつ発生するかわかりません。「式歌」を歌う子どもたちの表情は、実に真剣で卒業生への思いが伝わってきました。

 

  練習後に教頭先生より次のようなお話しがありました。3月11日で東日本大震災発災から3年目となります。本校では、震災で亡くなられた方への弔意表明として、半旗掲揚を行いました。また、発災時間午後2時46分の本宮市の防災無線によるサイレン吹鳴にあわせ、1分間の黙祷を行います。2011.3.11の教訓を生かすためにも、「家族や人とのつながりや絆」「命の大切さや尊さ」「あたりまえの日々のありがたさ」を忘れず、「復興に向けての強い意志」を持って何事においても精一杯に取り組もうとする和田っ子であってほしいと願っています。