★糠沢っ子の「言葉の力を育む!」―読み聞かせ1・2年―
5月にもご紹介しました通り,「家族読書おススメ図書100選」の内,学校には50冊配本されています。これらの図書を子どもたちは,手に取って読んでいるようです。さて,「読み聞かせ」は,本宮市内の幼稚園,小学校等ではどこでも実施されている活動です。どの小学校でも「読み聞かせ」のために,図書ボランテイアの皆様方にご支援を賜り,進めているところです。
糠沢小学校でも毎月,図書ボランテイアの皆様方にお世話になっております。12日(月),1年生と2年生の子どもたちのために,読書の素晴らしさや面白さをお伝えいただきました。心より感謝申し上げます。
子どもたちの様子を見ていますと,「わあ!すごい」「ん!そうなのだ」「なるほど!」「おもしろかった!」など,どの子も満足した表情を伺わせていました。「話を集中して聞くこと,途中で飽きないで最後まで聞くこと,読み終わった後の感謝の気持ち」など,心の面の成長へもつながる重要な「場と時間」です。
一般的に「活字離れ」「読書離れ」「読解力低下」など,様々な社会問題が報じられています。しかし,社会生活の中においては「活字」や「読書」は,様々な場面で重要な要素で,小学校教育の目標にもありますように,「日常生活に必要な国語を,正しく理解し,使用する能力を養うこと。」と示され,学校教育で進められています。また,子どもたちの成長を願い,「学校,家庭及び地域住民等の相互の連携協力」の重要性が,教育基本法にも示され,「学校,家庭及び地域住民その他の関係者は,教育におけるそれぞれの役割と責任を自覚するとともに,相互の連携及び協力に努める・・・」と,明記されています。このようなことから,学校・家庭・地域の皆様との相互連携協力のもと,「読書や読み聞かせ」の推進に関する重要性が分かります。
糠沢小学校だけでなく,白沢地区内の幼・保・小・中との「相互連携の協力」を進めてまいります。ご理解とご支援をお願い申し上げます。