糠沢っ子に新しいお友だちが!―始業式・入学式―
4月6日(木)に,平成29年度第1学期始業式が行われました。始業式では,新しいお友達の2名が転入してきました。糠沢小の隣の和田小より4年生と5年生のお友達です。糠沢小学校は,全校児童数が160名となり,明日から楽しい学校生活がスタートします。本日も,子どもたちは元気な姿で,校歌を大きな声で歌ったり,朝の清掃を一生懸命にしたりしていました。また,挨拶もしっかりとできていて,とても清々しい気持ちになりました。素晴らしいことです。
第1学期始業式にて,校長から講話として下記のような内容を伝えました。
「できるようになりたい。」そのための努力は「宝物」!
―平成29年度第1学期始業式にて―
皆さんは,今日から学年が一つ上がりました。(進級しました。)おめでとうございます。去年1年間,皆さんは「目標を持ち,最後まで努力し,目標へ近づきましたか?」(挙手)
「いや!そんなにできなかったよ!」「少しは,目標までできました。」「頑張ったけれど,なかなかできるようになりませんでした。」「途中で,止めてしまいました。」など,最後までやり続けることは難しかったという声が多いと思います。しかし、「できるようになりました」とか、「がんばりました」と言える人もいると思います。素晴らしいことです。そこで,今日から学年が一つ上がり,進級した皆さんへ大切なお話を伝えますので,よく考えましょう。一つ目は,「できないからと言って,諦めないこと」です。できるようになるには,簡単ではありません。漢字や計算ができるようになること,なわとびやマラソンの記録を伸ばすこと,たくさんの読書をすること,ノートにまとめることや授業中に手を挙げて発表することなど,どれも努力しなければできるようになりませんし,楽しくもなりません。「できないから,嫌だからと言って,諦めない強い心」を持つようにしましょう。二つ目は,「いじわるや仲間外れをしないこと」です。人間は一人では生きていけないことを,皆さんは何度も聞いたと思います。友だちや相手が困るようなことをして,「楽しい!」と思うことは,絶対にやってはいけません。「〇〇は好きでないから」とか,「〇〇はむかつくから」とか,「〇〇と遊びたくない」とか思う心やいじわるをすることはしないと約束しましょう。三つめは,「思いやりの心を持ち,行動をすること」です。糠沢小学校では,「自分を厳しくし、相手には優しくする」という目標があります。「優しい子」がいっぱいの糠沢小学校にしましょう。そのためには、先生と一緒に話し合って「嫌なことば,いじわるな言葉」を使わないよう約束しましよう。
最後になりますが、「できるようになりたい」という気持ちになるのは,誰にでもあると思います。そのために,諦めないで「努力」することは,素晴らしい「宝物」と言ってもいいでしょう。今年は,たくさんの「宝物」(できるようになった)ができるよう頑張りましょう!
これらの内容は,今年1年間で「自らの目標へ向かって,失敗してもあきらめず,最後までやりぬくことが“宝物」です。」ということを子どもたちへ伝えました。糠沢っ子のみんなは,真剣な表情で,最後までしっかりと話を聞いていました。途中,校長から子どもたちへ幾つか質問をしたところ,挙手して「・・優しい子,元気な・・・・そして考える子です。」と,糠沢小学校の目標を全員の前で発表しました。素晴らしいことです。このように子どもたちの「輝く瞳」を大切にする「教育推進」が重要であると改めて決意いたしました。 (糠沢小校長)