糠沢小ニュース

もし目が見えなくなったとしたら・・・

 本校の4年生は、総合的な学習の時間、「福祉・ボランティア」をテーマに学習を進めています。今回が最後となる学習で、講師として、定年退職後に病気で目が見えなくなってしまったという岡本悠子様をお招きして、目が見えない方の生活についてお話をいただきました。

 お話の中で、手足となる白杖(はくじょう)や点字に機械を当てると読み上げてくれるPCトーカー、色に当てると何色と教えてくれるカラリーナを見せてもらいました。

    

 目が見えない生活のため、自分でやれることは少ないけれど、やることは多く時間もかかる。でも、音声読み上げ機による読書やライヤーと呼ばれる竪琴のような楽器の演奏を楽しんでいるということを教えてもらいました。前向きに明るく生きることの素晴らしさ、思いやりの心をもって生活することの大切さを再確認する時間となりました。