★★糠沢っ子が「ハンディキャップ体験①」―共生力と行動力を育む!―
6月19日(火),4年生の子どもたちが「ハンディキャップ体験①」に参加しました。糠沢小学校内に「障がい」の場を設け,障がいを持っている方の動きや配慮点,そして最も重要な内容を学びました。その内容は,「障がい」を持っている方がどのような苦労をして,日常生活を送られているのか,短時間でしたが「高齢者疑似体験」を通して触れることができました。
今回は,第1回体験として「ハンディキャップ(高齢者疑似体験)」を,全員が経験しました。体験に当たり,本宮市社会福祉協議会から2名の職員様にお世話になりました。第2回目は,「車いす体験やアイマスク体験」を通して,身体が不自由であることについて考えます。(予定,6月21日)様々な体験を通して,子どもたちが「障がい者」の皆様方への理解を深められれば幸いです。言葉で「障がい」を理解し,「疑似体験」で理解したつもりでも,十分とは言えないのが現状です。「障がい者」を差別せずに,一緒に社会生活を送れるようにしていくことが大切です。
<体験の様子①>高齢者疑似体験
<参考資料>
※内閣府から発布されました「障がい者差別解消法」(平成28年4月1日施行)により,下記のような概要とパンフレットが発布されています。※ここでは,校長の判断で「障害」を「障がい」という表記にしています。
<障がい者差別解消法の概要> <障がい者差別解消法のパンフレット>
そのためにも,小学校教育における「障がいを持っている皆様方」との「かかわり愛や共生」は,今後ますます重要となります。今回,4年生が体験した「ハンディキャップ疑似」を,今後の生活や学習へ反映できるよう願います。改めまして,体験活動を進めるにあたり,「本宮市社会福祉協議会」の皆様方には,準備から本番,そして片付けまで大変お世話になり,心より感謝申し上げます。