糠沢小ニュース

「しらんぷり」は、『いじめ』と同じだよ

 1年教室に、友だちに言われてうれしくなったり元気が出たりする「ぽかぽか言葉」が掲示してあります。1年生だけに限らず全学年で、「ぽかぽか言葉」を進んで使う学級の雰囲気を生み出すとともに、互いに気持ちよく接することのできる人間関係を育てていきたいと考えます。

 先日22日(火)、本宮市人権擁護委員の方々においでいただき、5年生を対象に「人権教育」の学習を行いました。今回は、「いじめ」に特化した授業でした。「いじめ」に理由なし。悪いのはいじめる側であることや、見て見ぬふりをすることはいじめていることと同じという話を聞いた後、ビデオを見ました。

 一般的に小学生の時期の子どもたちは、自分の気持ちを優先させ、友だちの気持ちを考えないで発言したり、相手に対する思い込みで判断しがちです。それによりトラブルも起きやすいものです。このビデオでは、人の気持ちを考えてもらいたい。いじめは絶対にいけない。見て見ぬふりはいじめだということを、見ているみんなに問いかける内容で、心に響くものがありました。

          

 最後に、『ふくしま子ども憲章』をみんなで読み上げました。「命を大切にする」「ありがとうの気持ちを忘れない」「友だちや家族を大切にする」「夢に向かって努力する」・・・。

今日の学習だけでなく、様々な教育活動の場面で、一人一人の人権意識を育てていきたいと思います。