糠沢小ニュース

夢中になって学ぶ子どもの姿を目指して

 本校では、『協同的な学び合いをしながら、夢中になって学ぶ子ども』の姿を目指し、目の前の子どもたちと真剣に向き合っています。

28日(水)は、3年生の授業研究会が行われました。一人一人の学びを成立させ、より高い学びへと導くためにはどうすればよいか、授業を参観させていただき、先生方で研修を深めました。

 授業では、国語科の「サーカスのライオン」を学習しました。じんざ(ライオン)と男の子の関係を読み取り、じんざの気持ちを想像しようと、夢中になって学習に取り組む3年生の姿がありました。そして、みんなの意見や考えを「聴きたくなる」「伝えたくなる」雰囲気の中で深く思考し合い、自分の学びにつなげることができた授業となりました。

     

 本校で進めている「学び合い」には、しっとりとしていて落ち着いた学級づくりが大切です。分からない時に友達に聞ける関係、そして、聞かれたら誠実に一緒に考えてあげる支え合う友達の関係が大切です。自分の考えを自信をもって発言できる、友達の考えを聞いて考えたことを近くの友達とつぶやける、そんな学び合いにふさわしい学習環境の中で夢中になって学ぶ姿に、各先生方はこんな授業をしてみたいと、明日からの授業へ向けて気持ちを新たにする公開授業となりました。