岩根小ニュース

学校だより「春蘭」最終特別号

 3月27日(金)に職員による離任式を音楽室にて行いました。子どもたちにもメッセージを残してほしいというPTA会長さんの願いもあり、春蘭最終特別号を発行することになりました。紙媒体としての配付は、4月6日になりますが、HPに更新しておきますので、ご覧ください。(一番最後にリンク先がありますので、クリックしてご覧ください。)

 (校長先生からのメッセージをのせておきます。)

 岩根小学校での3年間、私が大事にしてきたことは、「チーム岩根」です。平成二29年4月に着任した際に、教職員に伝えました。
 子どもたちの笑顔のために、教職員の「チーム力」を生かしながら様々な課題に取り組む毎日。そこで切実に感じたことは、「『チーム岩根』は岩根小学校教職員だけのものではない」ということです。
 「連携」という言葉は、ずっと前から言われています。これまでに私が勤めてきたどの学校でも、「学校・保護者・地域の連携」を大切にしてきました。しかし、今振り返ってみますと、私自身がその意味をしっかりと理解して取り組んでいたがどうか疑問が残ります。そして、この岩根小学校で、「連携」の意味を問い直し、再確認し、実感できたと感じています。
 「連携」は、決してきれい事で片付けられることばかりではありません。カッコいいことばかり並べ立ててもむなしさが残ります。現実を直視し受け入れること。現状を的確に捉えてそこから始まること。そこで行う連携の中で、「自分は」何ができるかを考えること。コミュニティ・スクールに向けての取組を通して、子どもたちを支える保護者や教師の在り方を語り合った「保護者会」を通して、さらには、日々の保護者や地域のみなさんとの語り合いの中で、「本物の連携」を一つ一つ実感することができました。ありがとうございました。
 4月から、新しい「チーム岩根」での教育活動が始まります。「コミュニティ・スクール」としての第一歩を踏み出します。まずは、あらゆる機会に、色々なところで、子どもに関わる「世間話」をする。そして、大人たちが仲良くなることです。大人たちの笑顔が子どもたちを安心させ、それがコミュニティ・スクールの揺るぎない基盤となることを信じます。 
 3年間、大変お世話になりました。皆様のご協力とご支援に心より感謝いたします。

R2 岩根小だより 最終特別号.pdf ←春蘭最終特別号はこちらをクリックしてご覧ください。