本宮二中学区PTAメディア研修会(本宮二中・五百川小・岩根小)
6月30日(日)岩根小学校を会場に、本宮二中学区PTAメディア研修会を開催しました。
今年は3年目で、事前の準備から実行委員の皆様を中心に「会員の主体性を生かした研修にする」ことを目標に進めてきました。
その結果、今回の研修会は3校で130名の皆様が参加し、情報を共有し、白熱した協議を行いました。
(提言)
①メディアコントロールについて
~アンケートを通じて考えさせられたこと~
実行委員長 三浦由美さん
昨年度のメディア研修を受け、岩根小PTAが昨年10月に行ったアンケート結果をもとに、保護者の心配事やメディアの問題に対する思いを紹介することで、グループ協議への問題提起をしました。
②スマホ社会の中で育つ子どもたち
スクールカウンセラー 佐久間典子先生
スマホをはじめとするメディアによる子どもの育ちへの影響を①健康・発達への影響②日常生活・学校生活への影響③対人関係・友人関係への影響の3つの視点からお話しくださいました。
「後天性内斜視」「大脳の発達の遅れや衰え」「ゲーム障害」など、重大な障害が報告されていることに驚きました。また、ゲームを使い始める時期が早いほど依存傾向が大きくなるという説明が印象的でした。
(グループ協議)
スマホの過度な使用、無料通話アプリなどでの悪口や仲間はずれ、SNSなどへの投稿から起きる問題等について、心配事や悩み、家庭や学校でできることについて付箋紙に書いて出し合い話し合いました。
最後に佐久間先生からお話しをいただきました。
「子どもにメディア機器を与える際、親として気を付けること」
1 親の名義で購入すること
2 購入する前に、親子一緒に相談してルールを作り、見えるところに貼っておく
3 ルールを守れなかったときが話し合うチャンスととらえ、子どもと向き合う
4 親もルールを守る
5 ゲーム以外のリアルな体験活動をすることも大切
皆様もこの機会に親子でメディアとの上手な付き合い方を話し合ってみてはいかがでしょうか?