本宮小ニュース

鰹、鯛にかける熱い想い

 今日、9月21日(水)3・4校時に、5年生は、愛媛県愛南(あいなん)漁業協同組合の皆さんをゲストティーチャーにお迎えして食育の授業を受けました。
 「とる漁業」では、鰹の一本釣りにかける漁師さん達の苦労と工夫についてお話を聞きました。豊富な映像資料だけでなく、釣り竿をもたせていただくなどして、漁師さん達がいろいろな課題を乗り越えようと努力を続けていることを教えていただきました。


 「育てる漁業」については、日本一の鯛の養殖にかける、愛南町の人たちの努力とそのすばらしい鯛について、映像資料に加えて天然の鯛か養殖の鯛か当てるクイズなどをとおして学習しました。

 鯛を実際にさばいていただいた後は、子どもたちから社会科で学習したことをもとに漁業の現状と課題について鋭い質問が出て、愛南漁協の皆さんも喜んでおられました。


 授業の後5年生は、各教室で愛南漁協の皆さんとと今日の授業をお世話してくださった栄養教諭の方と一緒に給食を食べました。給食の中でも子どもたちはたくさんの質問をし、漁協の皆さんもとても熱心にときにユーモアを交えながら答えてくださいました。


 現在の課題にひるむことなく立ち向かっていく、漁協の皆さんの漁業にかける熱い想いが伝わってくる、子どもたちの心に残るすばらしい授業でした。この授業を企画・支援してくださった本宮市給食センター、サトー商会の皆様にも感謝申し上げます。