本宮小ニュース

6年生体育科 体の動きを高める運動

 今日5月17日(火)の6校時、6年生が体育館で「体の動きを高める運動」の授業に取り組んでいました。教育実習生の模範授業です。

 6年生の体の動きを高める運動では、これまでに身に付けた体の動かし方を基に、体の柔らかさ、巧みな動き、力強い動き、動きを持続する能力を高めるための運動を行います。

 この時間は、体の巧みさを高めることを中心に取り組んでいました。

 授業の中で目にとまったのは、「グループでのボールキャッチ」という活動でした。

 その名の通り、グループで協力し合いながら、友だちの投げたボールをキャッチするという運動で、円を描くように並んだ6人が、自分が持ったボールを投げ上げ、すばやく左隣に移動しながら隣の友だちの投げたボールをキャッチするという活動です。

 自分のことだけでなく、友だちのことも考えないと、なかなか成功しません。

 ボールをどのように投げれば、友だちにとってもらえるか、どう動けば、自分がとれるのか。考え、話し合い、時には一緒に動きを見せ合いながら練習をする子どもたちの姿が、とても印象的でした。

 運動経験の違いなどから、「うまく動けない」など苦手意識をもつ子どもも見受けられます。でも、そんな苦手意識をもつ子がグループにいても、教えあい、一緒に楽しみながら、運動するところがとても素敵でした。

 友だちとのいい関係づくり、そして、いい学び方ができていますね。

 運動技能を高めたり、体力を向上させたりすることが大切なのはもちろんですが、仲間の考えや取組を認めあい協力しながら運動することも、体育科の大切な学習のひとつです。