「靴をそろえる」1年生の姿から
今日5月31日(月)の朝の時間、1年生の数人が、校長室前の廊下をとおり、昇降口方面へ行くのが見えました。「何しに行くの?」と尋ねると、「靴そろえ。」との返答。
その後、「靴そろえ」をするようになったいきさつなどを尋ねたところ、担任の先生から、靴をきれいに揃えて靴箱に入れることのよさについてのお話があり、当番のしごとの一つとして取り組むようになったとのこと。
そういえば、以前勤務した学校の昇降口に、こんな詩が掲げられていました。
『はきものをそろえる』
はきものをそろえると こころもそろう
こころがそろうと はきものもそろう
ぬぐときにそろえておくと
はくときに心がみだれない
だれかがみだしておいたら
だまってそろえておいてあげよう
そうすればきっと
世界中の人の心も そろうでしょう
「はきものを揃える。」日常の小さなことですが、はきものを揃えられる人は、心を落ち着かせてけじめを付けることができる人、自分の行動を振り返ることができる人、他の人がどんな気持ちになるかを考えられる人でしょう。
今日で5月も終わり。1学期の折り返し地点です。
4月からの生活を振り返り、できていること、たりないところを確認するにはいいタイミングです。
凡事徹底。当たり前のことを当たり前に。
今朝は、1年生の行動に、大切なことを改めて意識させられました。