4年生理科 もののあたたまり方
4年生の理科は 「物のあたたまり方」の学習をしています。
今日12月20日(火)の3.4校時、1組の子どもたちが、水のあたたまり方と金属のあたたまり方の違いを調べていました。
はじめは、金属のあたたまり方を調べます。
あたたまり方を可視化できるように、示温インクを塗った金属の棒や板の一部を熱しました。
示温インクの色がどのように変わっていくか・・・?
班のメンバー全員、固唾をのんで見守ります。
「うぁっ、一瞬でピンクになった!」
「ぶぁっと、ひろがった!」
各テーブルから驚きの声が上がります。やっぱり、実物を目で見て確認するって大切ですね。この驚き=感動、達成感こそが、つぎの学びへの推進力になります。
実験の結果、熱せられたところから、順にあたたまっていって、やがて全体があたたまることが確かめられました。
つぎは、水のあたたまり方です。
水はどのようにあたたまるのだろうか? 金属と同じようなあたたまり方なのだろうか?
この実験は、示温インクを混ぜた水を熱する実験と水を熱したときの「絵の具」の動きを調べる実験で確かめました。
「あっ、なんか、モヤモヤしたのが上がっていく・・・」
「上の方が、ピンクになってきた!」
教室のあちらこちらから、いいつぶやきが、たくさん聞こえました。
結果、水はあたためられたところから上へ移動し、上にある温度の低い水が下に動く水はぐるぐるまわって動きながら全体があたたまるということが確認できました。
実際に目で見て、においを感じて、体を動かし、心を弾ませ、五感をフルに働かせて得たものは、簡単には剥がれ落ちないものです。そして、自然や生活の中で出会う様々なものに好奇心を抱き、興味・関心を広げ、主体的に新しい探求を始めることでしよう。