本宮小ニュース

2年生算数科 三角形? 四角形? どのように仲間分けすればいいかな。

 本宮小では今年度、校内研修として算数科について研究や研修を進めています。
 今日9月29日(木)の5校時、県北教育事務所の指導主事を指導助言者としてお迎えし、2年2組で算数科の研究授業を行いました。
 三角形と四角形の特徴を考えながら、仲間分けをする授業です。
 学習のめあては「三角形、四角形、どのようになかまわけすればいいかな」。
 はじめに、示された8つの図形を前の時間に学習した「定義」や「性質(定理)」を思い出しながら、ワークシートに考えを記入しました。

 「㋐は、三角形。」
 「㋑は、四角形かな。三角形にも見えるよ。」
 「㋒は、四角形っぽいけど……。」
 「㋓は、三角形に似ているけど、ちょっと違うんじゃないかな。」 等々

 8つの図形それぞれについて、自分の考えを発表し、友だちと比べながら、全員で仲間分けします。あわせて「なぜ、そのようにわけたのか?」仲間分けした理由(根拠)もみんなで考えます。

 「㋕は、つぶれた形をしているけど、直線が3本だから三角形。」
 「㋔は、ふにゃっとなってる。線がまっすぐじゃない。」
 「㋗は、辺がぐにゃぐにゃになっている。」
 「㋑は、線が短いところがあるけど、直線が4本あるから四角形」
 「㋒は、線がつながっていない。」

 仲間分けの理由を話し合うことで、見た目の様子ではなく、図形の構成要素を正しく理解できるようにしていきます。子どもたちからは、この時間の学習のポイントを、しっかりととらえられた発言がたくさん聞かれました。

 友だちの発表をしっかり聞いて、まとめもみんなで考えます。
 三角形、四角形かどうかを確かめるときは…「何本の直線で囲まれているかに注目すればいい。」

 真剣に課題に取り組む2年2組の子ども達の姿が、たくさん見られた授業でした。

 放課後は、参観した先生方で授業研究を行い、多くの学びがある一日になりました。