本宮小ニュース

4年生社会科 災害が発生したら・・・避難所シュミレーション

 4年生の社会科ではこれまで、災害からくらしを守るための仕組みについて、学習を進めてきました。
 今日10月4日(月)1校時、4年2組では、「もしも、地震が起きたら…」というシュミレーションを行い、自分ならどうするかを考え、話し合う授業をしていました。

「避難所となった体育館には、300人が避難している。しかし、200人分しかお弁当が届いていない。あなたが、避難所の職員だったら、このお弁当をすぐに配るか?」
「避難所に避難しなければならなくなった。ペットの大型犬は、連れて行く?」
「自宅にひとりでいる時に大きな地震が発生し、机の下に避難した。まだ、余震が続いている。そのまま自宅にいる?それとも外に出る?」
「真冬の朝、大地震が発生。避難所までは20分かかる。5分の距離に公民館がある。まずは公民館に行く?」

 どれも、判断に迷う内容です。
 子どもたちは、「はい」「いいえ」のどちらかを判断し、理由を考え、発表し合います。
「ペットは家族の一員だよ。命は大切。だから、つれていく。」
「避難所には、犬が苦手な人やアレルギーの人もいるよ。迷惑になるんじゃないかな。」等々・・・

 実際に避難しなければならないような災害は、発生しないことが一番です。
 しかし実際に起こってしまったら、少ない情報のなかで、できるだけ早く判断しなければならない状況が生まれます。
 この日の授業が、いざというときどのように行動し、自分は何ができるか、考えるきっかけになりました。また、避難所では、みんなで助け合うこと(共助)が大切だということにも気づくことができました。