6時間目、北校舎3階の音楽室から太鼓やシンバルの音が聞こえてきます。行ってみると、6年生が鼓笛隊のパート毎に分かれて練習をしていました。これからオーディションを受ける4年生、5年生が、自分たちのところに習いに来たときに、正しいリズム、正しい音階、正しい動きを教えることができるように練習していたのだそうです。




6年生の皆さんありがとうございます。白岩小の伝統はこうやって長く続いてきたことがわかります。皆さんの後輩を思いやる行動は、必ず次の世代に受け継がれていきます!
昼休みの図書室には、たくさんの子どもたちの姿がありました。夏休み中に借りていた本を返却し、すぐに新しく本を借ります。本の貸し出し・返却の仕事は図書委員会のみんなです。協力してスムーズに作業しています。手慣れてますね!





6年生の2時間目は国語科。内容は図書館司書の安達さんによるブックトークでした。6年生の国語科教科書には、宮沢賢治の「やまなし」が教材文として登場します。カニの親子が夜の川底で自然の素晴らしさと怖さを知る不思議なお話です。今日のブックトークは、その発展学習として宮沢賢治の作品についてのお話です。


安達さんは、本を一冊ずつ取り出すと、物語のあらすじ、登場人物、そして一番盛りあがるところにちょっとふれて、その本についてのトークを終えます。



「主人公がその後どうなってしまうのか・・・・」子どもたちが一番気になるところでトークが終わるので、すぐにでもその本を手にとって読んでみたくなります。安達さんお見事です!



宮沢賢治の文学は、自然と人間をテーマとした幻想的で独特な世界です。物語の中には、昔の言葉や道具、聞き覚えのない言葉や音が出てきます。そのため、イメージが持てず読み解くことがとても難しいものばかりです。子どもたちの学びをサポートするため、本校の図書館にはこのような本がありました。物語に出てくる道具の名前や言葉の意味が載っている辞典のようなものです。


最後は、安達さんに持ってきていただいた本を友達と一緒に読みました。安達さん今日は大変お世話になりました。次回もよろしくお願いいたします。




