岩根小ニュース

全国学校給食週間2日目

 全国学校給食週間2日目。今日は「福島県郷土料理献立」でした。
メニューは、「紫黒ごはん」「鮭のえごまソースがけ」「いかにんじん」「ざくざく汁」「牛乳」でした。(昔、いかにんじんやざくざく汁は、お正月やお祝いの時に出されていたそうです。今日は「お祝い給食」でした!」
                        
 
下記は1年生の給食の様子です。みんなおいしそうに食べていました!
 
いつもはよい姿勢で食べているのですが、今日はカメラをちょっと意識してしまったようです。とにかく、楽しそうでした!
<郷土料理一口メモ>

※いかにんじん
・・・福島県北部の郷土料理で、昔はとくに年末年始に食べられることが多かったようです。漬け込むことでするめいかのうまみが出て、昆布やかつおのだしとも違った、風味のある味わいと歯ごたえがあとをひきます。今では、年間を通じて食べるようになりましたが、冷蔵庫が普及していなかった頃は、いかにんじんは、冬の寒い時期の料理でした。子どもの頃はいかにんじんを食べる頃になると、正月が近づいたと思ったものです。どんな美味しいものがあっても、正月には欠かせない料理で北海道の松前漬けのルーツとも言われています。

※ざくざく汁
・・・福島県二本松市の郷土料理です。お祝いの席やお正月に食べるそうです。野菜が多く入った、だし汁と醤油で味付けした汁物です。大根のような手に入りやすい野菜が多く入っていて、商家や農家で食べられていました。「ざくざく」というのは、「小判がザクザク」の商売繁盛と、「農作物がザクザク」の豊作を願った名前です。現在では、特に決まった材料ではなく、地域や家庭によって様々な材料で作られているようです。