【岩根小】修学旅行⑧ ~ボート編その1~
9月20日 いよいよ、本日のメインイベントのボート体験です。
萩野漕艇場に到着したときは、雨がぱらついてきたのですが、そこはいわねっ子の熱い思いでさくっとクリアー。ほぼ無風、曇り空という絶好のコンディションでボート体験ができます。
しかし、ボートには、すぐには乗れません。基本となる動きを覚える必要があります。ボート部出身の先生のご指導を受けます。
しっかり聞く子どもたち。とってもメリハリが効いている6年生。見ていて気持ちがいいです。
いざトレーニング。
絵的には、修学旅行を飛び越えて、もはや合宿感さえ出ていますが、子どもたちは楽しそう。みんな、なかなか筋がいいんです。飲み込みも早い。
というわけで、あっという間に水上デビュー!
はじめては何でも不安なもの。ボートに乗るとき、思わず、
「うわっ、揺れる。」
「こわっ。」
との声も聞こえてきましたが、恐れず体験するチャレンジ精神が岩根ソウル。
ボランティアで駆けつけてくださった講師の先生の話をよく聞いて、
力を合わせてこぎ出せば、
あっという間に覚えてしまうのが、子どもの力のすばらしいところ。
このボート、種目的にはナックルフォアと言うらしいです。一人1本オールをもって漕いでいくのです。どんなに一人の力が優れていても、水をキャッチするタイミング、漕ぐリズムが揃わなければボートは進みません。船上にいる5人の力が一つになって、はじめて力強く進んでいくのです。
すでにボートを楽しみ始めた6年生。
「もっと乗りたい。」
「もう一回、乗ってみたい。」
子どもたちのやってみ「たい」が動き出せば、何度も何度もチャレンジが始まります。子どもは本来チャレンジャーです。おもしろいと感じたものには、何度だって取り組みます。
ボートを満喫する子どもたち。もう、選手感さえ漂ってきました。
気持ちが揃えば、オールだって揃ってきます。
風を感じてボートは進みます。
見ているときも楽しいのがボートの魅力。
ボートが岸に近づいてきたら、桟橋にいる仲間がサポートします。サポートも体験的に学ぶのです。
楽しかった時間は、瞬く間に終わりました。
「楽しかったですか?」
と講師の先生の問いかけに対し、
「は~い!」
全員が一斉に挙手。ピンと伸びた手に、子どもたちの、腹の底からの充足感を感じました。