【岩根小】「むかしあそび」を教えてもらいました(1年)
2月9日 1年生が朝からワクワクしています。今日は、生活科の学習で、地域の皆様に竹トンボやお手玉など、昔から伝わる遊びを教えてもらう日です。
地域のゲストティーチャーの皆様(以下、地域GT)が、お手玉を教えてくださりました。
「わー、すごーい。」
という素直な驚きの言葉が聞こえてきました。何よりうれしかったのは、地域GTのまなざしの優しさです。子どもはその優しさをすぐに感じ取り、安心して心を開いていました。
おはじきも教えていただきました。はじめて遊び方を知った子も多く、ねらった場所におはじきをぶつける難しさを実感していました。
「こうやって、優しくはじくといいんだよ。」
と実演を交えたアドバイスをいただき、どんどん上手になっていきました。
あやとりも優しく教えていただき、1年生はあっという間に覚えていきました。
指をつかった細やかな動きは、現代の便利な生活の中では少なくなりましたが、今日、1年生は、すべての指をフル稼働して形をつくっていました。
ゆっくりと、直接、指にふれながら教えていただきました。技の初歩を教えていただくことを「手ほどき」とはよく言ったものです。そこには、まさにその光景がありました。
「ひざを使って玉を上に引き上げてね。」
けん玉のコツをわかりやすく教えていただき、あっという間に上達する子もいました。
めんこコーナーも大盛況。
「小さいめんこのほうが、うまくできんだぞ。」
と、かつての子どもたちが、今の子どもたちに一生懸命教えてくださいました。地域GTの目は、みんな少年時代に戻っていました。
手作りの竹とんぼ。まずは、遊び方の約束や回し方を教えていただきました。遊びの中でルールを守ることを覚えていくんですね。
地域GTと一緒に竹とんぼを飛ばしていました。大人と触れ合うことは何よりうれしいことです。
「飛んでけ!」子どもの思いを乗せて、竹とんぼが宙に浮かびます。高く飛んだ瞬間、なんとも言えない達成感にあふれた表情をしていました。
こま回しの難しいところは、ひもの巻き方。そんな時、地域GTは優しく教えてくださいました。ここでも「手ほどき」です。
おう!これはすごい。一発で回すなんて驚きです。
楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。
教えてもらった後は、最後にしっかりお礼のあいさつもしました。人に教えてもらったら「ありがとうございます」を伝えること、これも大切な人としての学びです。
地域GTの皆様、本日は貴重なお時間をいただき、本当にありがとうございました。心より感謝いたします。
これからもよろしくお願いいたします。