岩根小ニュース

【岩根小】自己を見つめる ~道徳科研究授業~(5年)

5月15日 5年生が道徳科の時間に「よりよい学校生活、集団生活の充実」の内容について考えを深めていました。本校の道徳教育の重点目標の1つです。ちなみにもう一つは「個性の伸長」です。ちなみに、今日は、先生方も授業を参観して学び合う「研究授業」の日です。

 子どもたちは、自分の学校の好きなところや、学校のよさを守り続けてきたのは誰なのかを真剣に考えていました。

 「全校生」「6年生」「卒業した先輩達も含めてみんな」…。そこに明確な正解はありません。大切なのは、自分事として考えることそのものです。

 その後、5年生になってから「学校のために、みんなで協力し合い行動してきたか」を子どもたちは振り返りました。

 本校で大切にしていることが、この「振り返り」です。他教科でも「振り返り」を大切にしていますが、特に道徳科では欠かせない学びです。今までの自分の具体的な体験を思い出すことで、自分はどのように生きてきたかを考えていきます。

 先生は、高学年として学校のためにがんばってきた場面を提示し、子どもたちの「振り返り」を深めていました。

「ぼくは、学校のよさをつくろうと思ってがんばってきた。」

と、具体的な体験を交えて話す子がいました。その思いを真剣に聞く仲間の姿もうれしいところ。よい「話し手」になるためには、真剣で温かな「聞き手」の存在が不可欠です。

 友達の発言に自分の考えをつなげていきます。

 道徳科「自己を見つめる時間の充実」は、学校経営グランドデザインにも示しました。これからも、全学級で週に1度の道徳科の時間を大切にし、心の育ちを支えていきます。