岩根小ニュース

【岩根小】新聞を作ろう(4年)

8月24日 4年生が校長室に取材にやってきました。

「失礼します。お忙しいところすみません。国語の学習で、新聞を作っているのですが、にゃん四郎のことについて質問してもいいですか。」

 なんと丁寧な言葉遣いでしょうか。また、その立ち居振る舞いも、たいへん礼儀正しいのです。人と関わる体験的な学びは、人への適切な関わり方も学んでいきます。これが、授業で育つということですね。

「にゃん四郎は、いつから岩根小にいるんですか?」

 そうか、この子達は、にゃん四郎の記事を書きたいのね。子どもらしい、素直な着眼点です。

 礼儀正しい子どもを見ると、こちらまでその思いに応えようと張り切ってしまいます。

「そうねぇ、どうやって調べようかねぇ。卒業アルバムでも見てみようか。」

 そうすると、ある年度の卒業アルバムに、にゃん四郎が写っていました。

「あっ!いた!」

 学びは、誰かに与えられるばかりではなく、自ら手に入れることも大切です。そして、発見は何よりの喜びでもあります。教師の一番の仕事は「学び心」に火をつけること。担任の先生の丁寧な指導が伝わってきました。

「このアルバムを貸すので、にゃん四郎のことくわしく調べてごらん。」

 そう伝えると、

「ありがとうございます。」

と丁寧なお礼の言葉が返ってきました。言葉を大切にするその姿を見て、温かな気持ちになりました。

 どんな新聞ができあがるか、今から楽しみです。