【岩根小】当たり前の指導
3月8日 「う~ん、これ、難しい!」
と言いながら、間違い探しをする春蘭学級の子どもたち。
「真ん中のちょっと右あたりを見比べてごらん」
と先生のヒントを受けると、すぐに、
「あっ!わかった!」
との声が上がりました。
これ、ただの遊びではなく「ビジョントレーニング」と言います。眼球運動を鍛えることで、「物を目で追っていく力」「物から物へ一瞬でジャンプして見る力」「両目の連携」などの機能を高めます。同時に空間認知の力も高まるので、学習や運動にもつながっていきます。
通常学級でも効果が大きいので、適宜、取り入れています。
本校では、特別支援教育にも力を入れています。特別な支援によって、本来、その子がもっている力を大きく伸ばしていくという考えを根底に置いています。
別な言い方をすれば、どの子もなんらかの支援は必要ということ。特別支援教育は「特別なもの」ではなく、子どもを育てていく上で「当たり前のもの」として、これからも丁寧に指導を重ねていきます。