【岩根小】学び合う(6年)
8月23日 2学期の2日目。各学級では、教科の学習がスタートしました。
算数科「割合の表し方を調べよう」の学習に取り組む6年生。問題をどのように解いたか自分の考えを丁寧に伝えたり、解き方がわからない子は友達に説明をしてもらっていました。
「先生がすべてを教える→子どもは教えられたことを覚える」という学習の流れは、かつて多く見られたものです。確かにその指導法の効率性は高いのですが、学びの主体性を高めるという点では検討の余地があります。そこで、本校では、学級の実態に応じた「学び合い」を取り入れています。
「ここ、どうやればいいの?ここがわかんないだよね。」
「ああ、そこね。それは、まずさ~。」
自ずと子どもたちの対話量が増え、説明を繰り返しながら理解を深めていきます。
担任の先生だけでなく、いろいろな先生が授業に加わり、子どもたちの「学び合い」を支援していきます。
説明している側も、自己の考えを「表出(アウトプット)」することで自分の考えが整理され、漠然としていた理解をさらに深めることができます。今、この「表出(アウトプット)」の力は強く求められているものです。
そして、分かったことを全体共有します。理解が弱いと感じたところは、指導者がしっかりと説明もします。
互いの力で学びを作る6年生でした。