岩根小ニュース

【岩根小】13年目の追悼 ~東日本大震災追悼集会~

3月11日 本日、「東日本大震災追悼集会」を行いました。思い起こせば、あの日から13年の月日が過ぎました。小学生は震災を直接は体験していません。だからこそ、この日、何が起きたかを語り継いでいく必要があります。全校生で黙祷を捧げ、哀悼の意を表しました。

 津波で亡くなった方は約1万5千人、まだ見つかっていない行方不明者も2500人ほどいます。

 その中には、生まれてきたばかりの赤ちゃんも、これからの未来にたくさんの夢をもっていた若者も、子どもの成長を楽しみにしていたお父さん、お母さんも、家族と一緒に幸せに生きたいと願っていたお年寄りもいました。

「生きたい」と思っても、生きられなかった人達がたくさんいたのです。

 全校生で「命」について改めて考える時間としました。

 また、今年度は、本宮市の防災課から地域防災マネージャーをお招きし、講演もいただきました。大きな地震が起きたら「落ち着く。命を守る。あきらめない」この3つが大切ということを教えていただきました。

 実際に簡易トイレや避難所の段ボールベッドなども持参いただきました。体験的に知ることで、いざという時の構えをつくる。これからも実践的な防災教育を進めていきます。