岩根小ニュース

【岩根小】心情を考える(2年)

9月14日 2年生が道徳科の学習中。

 この教材では「生命の尊さ」の内容について考えを深めていきます。

 ひよこのぴよちゃんが大切に育てたひまわり。やがて季節が過ぎ、しおれていきます。それでも、ぴよちゃんは水を上げ続けます。そこで、先生は、

「ぴよちゃんはどんな気持ちでひまわりさんに水をかけてあげたのかな?」

と問うのです。

 低学年の道徳科では、登場人物の気持ちを問うことが大切な学びと考えます。やや硬い表現をすれば「心情に寄り添う」ことを体験的に学んでいくからです。考えることを積み重ねることは、相手の気持ちを感じることにつながっていきます。

 どの子もワークシートに自分の考えをしっかり書いていました。これも、積み重ねるからこそ、しっかりと書けるようになっていきます。

 ぴよちゃんの気持ちを考えながら、そこに表しているのは自分の思い。

 登場人物を通して、「命」についての自分の考えを深めていくのです。

 多くの子が、自分の考えをもちました。

 そして、自分の考えをしっかりと伝えていました。

 友達も先生もしっかり聞く。聞くからこそ、考えが広がったり、変化したりしていきます。

 これからも、週に1回の道徳科の時間を大切に積み重ねています。