白沢中ニュース

昇降口を華やかに、そして農園も本格的に。

 今日も県内の天気は、30℃越でした。アスファルトを歩いていると、もっと気温が高く感じます。水分補給が欠かせない時期となりました。今日は、午前中に、昇降口の花壇にダリアを植えました。しっかりと水やりをして、美しい花を咲かせたいです。

 また、今年度から、本校教諭の遠藤が中心となり、農園で作物を作る活動を初めて行っています。今回の場所は、校庭そばにある日時計の隣の畑です。しばらく使っていなかった場所ですので、5月のGW中に近隣の石川さんに耕してもらい、PTA副会長の菅野さんに畑の土を運んでもらい、和田の根本さんに機械で土をきれいに混ぜていただきました。すべてこちらから農園学習の趣旨を話したら、すぐに賛同していただき、そしてすべて善意で活動していただいています。有難いことで本当に感動をしています。

 根本さんからは、環境整備のみならず、このような貴重な話をしていただきました。

「植物は何もしゃべらないけど、しゃべらない植物から、教えてもらうことはたくさんある。しゃべらないから、よく様子を見て育てていく。そうすると、実が実り、私たちは美味しい実を食べることができる。それは単に食べること、ではなく、命をいただく、ということです。」

 その他には、野菜を育てる栄養素(窒素・リン酸・カリウム)や美味しく仕上げる魔法の肥料について話していただきました。

 私たち職員も、地域の方の温かさ、教養の深さを感じ取ることができた時間となりました。いろいろな角度からたくさんの方が係わり、子供たちの教育がなされていく、そんな学校でありたいです。