立志式を行いました
今日は、驚くほどの強風で、寒い一日となりました。強風の影響で、倉庫の扉が壊れてしまい、用務員の藤井さんに応急処置をしてもらいました。各ご家庭で被害はなかったでしょうか。毎年この時期は強風による被害が出ていますので十分注意が必要ですね。
さて、今日は2学年で立志式を行いました。本校では数年前から実施している行事です。古より元服にあたる年であることから、節目を祝うこととして、そして将来の展望を発表することにより、自覚と誇りをもたせることを目的に実施しています。生徒発表として、「私はこんな人間になりたい」という宣言をしました。
講師として、元福島市消防本部福島福島消防署長 阿部様をお招きし、お話をいただきました。
自身が消防士を目指したこと、そして消防士として過ごした30代・40代・50代での立場や経験してきたことを中学生にわかりやすい表現で話していただきました。後半部分では、このような話がありました。
「人生の中では、輝いていたとき、輝いていなかったときがあります。目的を見失って、消防士の仕事を辞めようと考えたこともあります。人生の輝きとは、挑戦です。挑戦をしているとき人は輝いています。中学生のみんなは、ダイヤの原石です。磨かないと輝きません。磨くこと=挑戦です。これからのみなさんの人生が輝くことを期待しています。」中学生に話していただきましたが、我々教職員も学ぶことがたくさんありました。
講話の後は、「双葉」の合唱です。合唱前に、代表の菅野さんが次のような言葉を述べました。
《立志式を迎えた私たちが、式歌に選んだ曲は「双葉」です。先週、卒業生を送り、最高学年を迎える私たちは、少しだけ大人になった気がします。あと1年、ここに集う仲間とともに、それぞれが目指す自分の道を新たに歩み始めます。そんな私たちを、この曲の歌詞の一節が勇気づけます。
「君も大人になったら 恋をするんだよ 運命の人に出会うまでは 傷が絶えないかもだけど 悲しみなんかは 気づけば雨になる 心耕し 花が咲くまで 可愛く揺れなよ 双葉」
見えない不安を抱え、私たちが自立するまでは、まだまだ傷が絶えないかもしれません。
立ち向かう困難にも出会うでしょう。でも、見守ってください。私たちは必ず「心を耕して」その時を迎えます。
それでは、「双葉」お聴きください。》
音楽の授業、昼休みを使ってこの日のために練習を重ねてきました。今日、生徒たちは歌詞の意味をかみしめながら、これからの自分や親、そしてとなりにいる友人に向かって心を届けていたように、宣言していたように聴いていて見えました。
2年生。また一歩、前進したような気がします!
事務室だより(手のひらを太陽にNo7)、白中ウィークリーNEWS23号をアップしました。