白沢中ニュース

白沢中学校 1年福祉体験学習

 13日に総合学習の一環として、1年生が福祉体験学習を行いました。

 午前中は、本宮市社会福祉協議会の安田さんから「福祉とは」ということでお話をいただき、その後介護老人保健施設明生苑の安斎さんから「認知症」「高齢者」についてのお話を聴きました。

 午後は、「車いす体験」「介護・リハビリ体験」「手話体験」の3つのグループに分かれて活動しました。

 車いす体験では、保護者でもある安斎さんにお話をいただき、体育館で車いすやハンドバイクにのりました。少しの段差でも大変なこと、学校生活を含め毎日の生活で大変なことを実感できました。

 介護・リハビリ体験では、片手だけでリンゴの皮むきをしたり、福祉用具の説明を聞いたりしました。実際に片手でリンゴをむくことは難しく、生徒はとても苦労をしていたようです。ケガなどで自分が経験することもあるかも知れないという意識もあり、真剣に取り組んでいました。

 手話体験では、聴覚障がい者の佐藤さんと手話通訳の野内さんを講師に、聴覚障がいの大変さをお聴きしました。特に、聴覚障がい者は外見から区別が付かないから、障がいをもっていると配慮してもらえないこともある、というお話に改めていろいろなことを感じたようでした。また、実際に手話をやってみて、難しいという声も出ていましたが、一生懸命取り組んでいました。貴重な体験ができた1日でした。