白沢中ニュース

生徒たちの健全な成長のために

 昨日からの雨が本日も続きました。この時期に2日間雨が降り続いたという記憶はないような気がします。それだけ今シーズンは暖冬だということでしょうか。ただ、寒波は突然到来するものです。油断大敵、スノーシューズはいつでも使えるように準備しておいたほうがよさそうです。生徒のみなさんも足下が濡れると冷えますので、雪の場合は、スノーシューズを履いて登校させていただければと思います。

 今日は、3年生の最後の定期テスト。最後まで一生懸命に問題と向き合っていました。真剣に取り組む姿勢は、たいへん立派でした。明日から結果が配付されていきます。復習させて、前向きに学習に向き合っていけるように後押しをしていきたいと思います。

 午後の時間は、情報モラル講演会を行いました。(株)東北テレメディア開発の齋藤様を講師としてお招きし、講話をいただきました。ネット依存、ネットいじめ、ネット詐欺、なりすましなど、経験してきた事例や動画を交えて、中学生にわかりやすく説明してくれました。顔が見えない相手と文字でやりとりをしていると、疑ってはいるものの信じてしまうことが多いようです。騙されるのがやはり中高生が多いです。また、文字では伝わらないこともしばしばあります。「お前、何でくるの?」これは、自転車や歩きなど交通手段を聞いているのか、なぜくるの?(くるなよ。)といった攻撃的な質問をしているのか、2つの意味にとられる場合があります。よく、ブログ等で軽率な発言をして、攻撃されてしまうのは、やっぱり文字の怖さなのだと思

います。また、普段の生活で、個人の行いを批判するのは当然あります。ただ、ネット上で個人の人格等を匿名を使って攻撃するのはただの誹謗中傷です。12歳をこえると、損害賠償を請求させることもあるようですので、軽い気持ちで書き込み(誹謗中傷)をするのは絶対にしてはいけないことです。画面の向こう側には、必ず人がいるという意識を必ずもつことが重要です。

No Heart No SNS ~ハートがなけりゃSNSじゃない!~

 生徒達は、終始真剣に講師の声に耳を傾けていました。

 メモをとりながら聴いています。

 最後に、佐藤生徒会長が感想も含めて,お礼の言葉を述べました。

 SNSの危険性は本当によくわかります。ただ、生徒達と向き合っていて感じるのは、SNSなしの生活をするのは現実的ではありません。だから、これから大人になる中高生には絶対に必要な教育だと痛感しました。そして、もっと教育が必要なのは、我々大人の方だと思います。みんな感じているとは思いますが、残念ながら大人の使い方の乱れが中高生に影響しているのは事実です。現在の中高生はほんとうに頭がよいです。私たちが中学生の頃よりも間違いなく数倍、情報をもっています。だからSNSで大人のやっていることが基準になってしまいます。それが正しいのか間違っているのかは、気がつかないことが多いと思います。だから教育が必要で、それを踏まえて、情報を生かす・発信するなどのすばらしい力を有効に生かせるように道を作っていくことが大事なのだと思います。

 放課後は、体育館の部活動を見学。バドミントン部は、ネット際の練習、バスケットボール部は、試合形式の練習、バレーボール部は、ミーティング。共通しているのは、活気があり、集中していて近づくことができない雰囲気だったこと。体育館の部活動熱いです。

 先週末の福島民報の朝刊に募金の記事がありました。何度も繰り返しになりますが、ほんとうにご協力ありがとうございました。