「教頭先生による道徳の授業(3-1)」
2025年10月23日 19時32分「道徳の授業」は担任の先生が行うイメージですが、本校では担任にかかわらず学年の先生で代わる代わる行っています。時には、今回のように学年外の先生も登場することもあります。今回の担当は教頭先生です。普段は「技術の授業」を担当していますが、道徳だと、また違った授業の雰囲気になり生徒にとって新鮮味を感じさせます。3年1組の生徒たちは、教頭先生の問いかけに真剣に耳を傾け、本気になって考えていました。
~道徳の概略~
さて、今回の道徳は、大地震が起きて避難所に避難している家族のお話です。
子どもが急に具合が悪くなり、すぐにでも医者に診てもらわなければならないほどの状況です。車で病院に連れて行きたくてもガソリンが切れており、どうしようもない状況です。周囲の人に「車を貸してほしい」と頼みますが、「また地震が起きて避難となったときに、車が必要だから貸せない」ということでした。他の人もさまざまな理由で貸してくれません。子どもの状態はますます悪化していきます。そこで父親は、やむを得ず皆が寝静まった頃に無断で他人の車で病院に向かっていくのでした。・・・
これについて生徒たちは自分なりの考えをもち、他のひとの意見も聞きながら道徳的な価値観を深めていきます。「何が正しいのか?」ジレンマに陥りながら、それぞれの立場で考え意見を述べていました。