放送朝会（平成２９年１月１６日）校長講話から
  今日は、開校記念日に伴うお話をします。
  新制中学校の制度は、昭和２２年４月１日から実施され、教育の機会均等の理念に基づき、男女共学と単線型な学校体系、教育の民主化という名の下に、義務教育９年制の新制中学校が全国一斉に発足しました。
　本校の歴史について紐解いてみると、
・昭和２２年４月２８日、現在の本宮小学校６教室を仮校舎とし、１２名の教職員で入学式・始業式を行い開校。
・昭和２４年１月１７日、現在地本宮字懸鉄に独立校舎が建設され、小学校から移転。９月２８日に校歌が制定。
・昭和３０年４月１日、町村合併により学区の拡大。校名の変更。本宮中学校から本宮第一中学校へ。
・昭和３９年１１月５日、旧体育館の落成。
・昭和４９年３月３０日、校舎改築現在の鉄筋校舎が完成。
  その後技術室・武道館の新築。隣にあった会社の移転に伴うグランドの拡張工事等々。
  最近では、本宮市の体育館であったものが本校体育館に移管さて、昨年の１０月まで耐震改修工事が行われ今日に至っています。
  本宮市に生まれ、本宮市に育ち、本校で学んだ卒業生は１４０００名に達しました。
  本校で青春時代の情熱を燃やし活動した先輩の方々、日本のみに限らず世界的にも活躍し、社会に貢献していることは、大変喜ばしく誇りです。
  本宮第一中学校は、創立以来、安達地区の中心校として学習・運動はもちろん他の教育活動でも素晴らしい成績をあげ、常に隣接校のリーダー的な存在です。
　今、本校に在籍する生徒の皆さんは、本宮第一中学校のよき伝統と校風の重みを理解し、本宮第一中学校で学べることの誇りと責任を自覚して欲しいです。
　そして、自分達の後輩のために「新しい伝統の創造」に一層努力し、輝きのある学校とするために努力して欲しいです。本宮第一中学校の歴史は、皆さん一人一人の取り組みで作られていくという自覚を持ってこれからの生活を送ってもらいたいと思います。