3年授業研究(国語)より
2015年12月3日 14時20分 11月18日(水)2校時に3年1組、19日(木)の2校時に3年2組の国語科授業研究を行い
ました。いずれも単元は「人物の気持ちを考えながら読もう『サーカスのライオン』」でした。
「サーカスのライオン」は・・・ 年老いたサーカスのライオンのじんざが、ある男の子との交
流を通して親友となり、じんざは再び生きる喜びを見いだします。真夜中に起きた男の子の
家の火事で親友の男の子を救うために火の中に飛び込んで助け出すのですが、自分は死
んでしまう・・・という物語です。
3年2組の本時のねらいは「三の場面を読み、じんざと男の子の関係の深まりを読み取り、
じんざの気持ちを想像することができる」でした。
子どもたちは、大切な言葉に目を向けながら登場人物の心情を読み取っていました。
前の場面の振り返りをしています 全員で音読します
大事な言葉にサイドラインをひいて 活発に意見を述べ合っていました
3年1組の本時のねらいは「男の子を助けようと、火の中に飛び込んだじんざの様子や気
持ちを想像することができる」でした。
子どもたちは、重要な語句を確認しながら、人物の心情を詳しく読み取っていました。自分
を犠牲にしてまで親友を助けるじんざに共感する意見がたくさん出されました。
前時までの授業内容が一目瞭然! 個人ごとにじっくりと読み取りをしていました
一つ一つの行動や会話などをもとに、みんなでじんざの気持ちを読み取りました
物語の学習は、単に国語科の勉強というだけではなく、生きるうえで大切なことを教えてく
れるものだと改めて感じました。3年生のこの1年間の成長ぶりを実感した授業研究でした。