本宮一中ニュース(H29年度~)

基礎学力定着と望ましい学級集団づくりを目指して

第2学年通信「スクラム」(平成29年7月7日発行)から 
  先月末にに期末テストを実施し、本日実力テストを実施しました。テスト前のお子さんの取り組みは、いかがでしたでしょうか。努力する姿があれば、ぜひ、ねぎらいの言葉をかけていただきたいと思います。
  生徒はどうしても目先の点数に一喜一憂しがちですが、問題の難易度は一定ではありません。本日配付されたテスト結果には、平均点や教科ごとの順位も明示されます。そのようなものも含めて、総合的に評価することが大切です。そして、成果と課題を明確にして、次回につなげることが大切です。その際、生徒にとって大きな力となるのは「家族に見守ってもらっている」という意識を持つことと、「家族からのねぎらいの言葉」です。
  さて、昨年度も実施しましたが、11日に「七夕テスト」を実施します。事前に予告した問題の中から出題します。繰り返し学習することにより、基礎学力を定着させることや自己肯定感、自信を持たせることをねらいとしています。同様のテストは12月に「クリスマステスト」(英語)、2月に「節分テスト」(数学)が実施されます。生徒の意欲を高めるために、100点の生徒には「満点賞」を授与します。また、合格点は80点です。受験者の8割以上が合格したすべての学級に「優秀学級賞」を授与します。互いに聞き合い・教え会うことによって学級の連帯感を高めると共に、望ましい学級集団作りを図るというねらいもあります。昨年は3クラスすべてが優秀学級賞を授与されました。その時の満足感や達成感がとても大きく、夏休みの学習への意欲が高くなりました。また、学級の一員であることに誇りをもてた生徒もたくさん出ました。
 2年生の国語では、毎月実施してきた「漢字テスト」の3回分、150問から50問を出題します。授業で学習した範囲の漢字の読み書きを定着させることをねらいとして実施しています。問題を事前に把握しているので、全員に「満点賞」を取ることができるチャンスがあります。また、5日から3日間、第1回から第3回までのテストを朝自習で復習しています。繰り返し学習することにより、実力として定着することができた自信を持たせたいと思います。そして、ここで得た自信が他の面にも生かせられることを願っています。
  ご家庭でも支援の声をかけていただければ幸いです。よろしくお願いします。