本宮一中ニュース(H29年度~)

いよいよ実践の時です~職場体験学習~

第2学年通信「スクラム」(平成29年6月30日発行)から
  昨年は職業観を養いたいというねらいで6名の職業人に来校していただき、「職業人に聞く会」を実施しました。全体会で職業全般に関するパネルディスカッションを行い、分科会でその専門性に迫りました。今年は実際に職場で仕事を体験させていただき、将来の進路選択につなげさせたいと思います。 
 今週、お世話になる事業所が決定しました。そして、担当の先生方が事業所を訪れて、事前の打ち合わせをしてきました。来週はそれに基づく事前指導をすることにより、生徒も活動内容を具体的に把握して意識を高め、13日と14日の2日間、強い責任感をもって取り組ませたいと思います。
   「仕事」に従事するプロの姿・プロの素晴らしさを学んできてほしいと思います。さまざまな職種があります。それぞれの仕事ならではの喜びや難しさ、厳しさがあります。事業所からすれば、中学生に体験活動をさせることは、仕事の妨げになる面も出てきます。そのような、職場で貴重な体験をさせていただくことに感謝の気持ちを忘れずに臨ませたいと思います。与えられたことをするだけではなく、自ら仕事を探すくらいの積極的な姿勢で活動してほしいと思います。
 やむを得ず欠勤するときは、朝7時30分までに学校に連絡してください。また、何らかのトラブルに巻き込まれたときも必ず学校へ連絡してください。事業所でも心配しますので、連絡を密にとる必要があります。前任校でも交通事故に巻き込まれた、自転車がパンクして遅れた等のトラブルがありました。一人で困って右往左往するのではなく、学校を通して事業所に連絡をしますので、そのような場合は必ず学校に連絡してください。
  今までの経験では、大部分の生徒が生き生きと活動していました。商店でお客様に商品の良さを伝え、販売する姿。黙々と郵便物を仕分けする姿。保育園や幼稚園で園児と楽しそうに接する姿。グラスや皿をぴかぴかに磨く姿…。生徒の一生懸命な姿に感動すると共に、事業所の皆様からお褒めの言葉をいただきました。しかし、中には残念な「声」もありました。挨拶に元気がない、仕事に積極性がない、着こなしがだらしない、もう明日から来なくても良い…。
  プロの現場で「仕事」の喜び、厳しさ等を体験し、やり遂げた・貢献できたという満足感や達成感を得られる2日間にさせたいと思います。ご家庭でもご支援、よろしくお願いします。