五百川小ニュース

ふるさと科の学習の様子

 本校では、「地域への関心をもち、主体的に地域のことを学び、ともに地域に貢献する子の育成」を目指し、総合的な学習の時間や生活科を中心に「ふるさと科」の授業を実践しております。その学習の一環として、本日は4年生で「あったかカフェ訪問」、2年生では「町たんけん」を行いました。

 4年生の児童は、1学期に行った「認知症サポーター育成講座」から、地域住民の生活を支えてくださる方々の仕事に興味をもちました。そこから、自分たちの身の回りで行われている支援についてもっと学習したいという願いをもち、今回は「あったかカフェ」さんを訪問して、お年寄りの方々へのサポートのありかたについて学びました。

 2年生の児童は1学期に行った「町たんけん」を通して、新たな興味や関心、疑問などをもって自分たちでさらなる課題を見つけました。「課題を解決するために、また町たんけんをしたい。」「町たんけんではこの施設にいきたい。そしてこんなことを聞いてみたい」などの願いをもって、今日の「町たんけん」を迎えました。施設訪問をする班は、代表の児童が事前に施設に連絡をとって訪問のアポイントをとっていました。

 4年生も、2年生も目的をしっかりともって、今日の校外学習を楽しみにしているようでした。ですが、今回は校外に出るということで、子どもたちの安全をしっかりと確保する必要がありました。特に、2年生は10班に分かれて活動するため、多くの方々の「見守る目」が必要でした。そこで、今回ご協力いただいたのは、「見守り隊」の方々でした。「見守り隊」の方々には、移動の際の安全や、各施設訪問時の安全を見守っていただきました。

 4年生も、2年生も、自分たちで考えた学習を終え、達成感をもって無事に帰ってきました。現在学習していることを、11月2日実施の「学習発表会」で、地域の方々に発信したいと考えておりますので、お時間のある方は、ぜひいらっしてください。

 今回ご協力をいただきました施設の方々、見守り隊の方々、そして地域の方々、本当にありがとうございました。