五百川小ニュース

稲刈り体験学習(5年)

今年も毎年恒例の稲刈り体験学習がありました。

恒例とはいえ、今年の5年生にとっては初体験。

今年も御稲プライマルの後藤さん、二瓶さんにお世話になりながら体験学習が始まりました。

稲刈り用の鎌は鋭く、ギザギザでよく切れます。

後藤さんに稲の刈り方、束ね方のお手本を見せていただき、いよいよ稲刈り開始。

  

 

   

  

一人で黙々と、友達と見合い教え合い、協力しながら作業に取り組む子どもたち。

普段、学校で見せる表情とはすこし違った面持ちです。

 

その後、束ねた稲は、2週間程度、天日(太陽光線)と風によって乾燥させます。

  

  

刈り取ってすぐの籾(もみ)の水分は20~25%で、このままでは水分が多すぎてお米が変質するので15%くらいになるまで乾燥させます。乾燥によって固くなり、籾摺りのときに砕けにくくなるというメリットもあります。

また、天日と風でじっくりとお米を乾燥させるのは、刈り取られた稲からお米に栄養分が送り込まれ、おいしさが増すためとも言われています。また、乾燥させることにより、長期保存でも粘りやつや、旨味が保たれるそうです。

最後は、作業の途中で落ちた穂を拾いました。これまで育ててくれた方々や立派に育った稲に感謝しつつ、最後の一粒まで大切にする気持ちを養いました。

 

肌で感じて、体を動かしながらだからこそ学ぶことのできることがたくさんあります。

毎年、このような貴重な体験を子どもたちにさせてくださる御稲プライマルの後藤さん、二瓶さんには感謝の気持ちでいっぱいです。