五百川小ニュース

水はどこから(4年)

4年生は、社会科の学習で「住みよいくらしをつくる」という学習に取り組んでいます。

今日は、住みよい暮らしをつくるためには欠かせない「生活用水」についての見学学習に出かけました。

まずは、本宮市立石山浄水場を訪れ、水はどのようにして生活に使うことができるように、飲料水として飲めるようになるのかについて見学を通して、職員のみなさんに教えていただきました。

  

  

  

水は五百川の取水口から取り入れていること、災害時には給水ポンプ車がここから水を汲み給水に出かけること、浄水するための何段階かの池の役割、自然沈殿や微生物を使った浄水の仕組み、安全性を確かめる方法、各家庭に給水する方法などなど詳しく説明していただきました。

自分の家の蛇口から出る水のひみつを聞く子どもたちの表情は真剣そのもの。

浄水場の職員の皆様にも真剣に聞く態度にお褒めの言葉をいただきました。

続いて県中浄化センターへバスで移動。

こちらでは自分の家から出た水がどのように処理されるのかを見学を通して学びました。

  

  

  

下水処理場の役割、浄化する仕組みなど説明の後に、施設を見学させていただき、お聞きしたお話を実際に目で確かめることができました。

自分たちが使った水がどのように処理され、川へと戻されるのか、事前の学習で知識としては知ってはいたものの、あらためて目の前できれいにしていく努力や工夫を見学させていただくことにより、水をなるべくきれいにして流そうという意識が高まったようです。

子どもたちは、今回の見学学習で学んだ「水」のことをまとめた後、今度はゴミの処理について学びます。

住みよい暮らし支える社会の仕組みを学ぶ大切な機会です。

快く見学学習を受け入れてくださった本宮市立石山浄水場の職員の皆様、県中浄化センターの職員の皆様、本当にありがとうございました。