3歳児そら組の様子
4月当初は新しい環境への変化から登所時に涙ぐむ姿も見られていた、そら組の子ども達でした。
「先生やって~!」と保育者に手助けを求める姿が多かった子ども達も、今ではすっかり、自分でできることは自分から進んでしようとする頼もしい姿になりました。一年を通して、友達と一緒に過ごすことの楽しさを味わい、友達同士で遊んだり助け合ったりする姿も多く見られるようになりました。
心身ともに大きく成長したそら組の子ども達の一年間を、写真とともに振り返りたいと思います。
≪春≫
そら組さんになって初めて製作した、「こいのぼり」・・・一人一人手に持って戸外を走り、開放感を味わうことができました。緊張していた心も、少しずつほぐれてきて、笑顔がたくさん見られるようになってきました。
天気の良い日は戸外に出て三輪車や滑り台、砂場遊びなどで元気いっぱい遊びました。
シャボン玉遊びでは息の吹き方を、工夫しながら楽しむ姿が見られました。
「次の方どうぞ!」「今日はどうしましたか?」
友達と同じようなイメージをもって、言葉でのやりとりをしながら病院ごっこ。いつも患者さんがいっぱいで、大忙しの、そら組病院でした。
≪夏≫
製作した「カタツムリ」を手に持って、ごっこ遊びです。昆虫が大好きな、そら組の子ども達は、図鑑で調べながら虫を作り、虫とりごっこが盛り上がりました。
タライを使っての水遊びです。ペットボトルのじょうろや水鉄砲を使って遊び、大はしゃぎの子ども達でした。水遊びの準備や後始末も、回数を重ねるごとにスムーズにできるようになりました。
魚や海の生き物を作って、魚釣り遊びも盛り上がりました。釣った魚を焼いたりお料理に使ったりして、ごっこ遊びが発展していきました。
≪秋≫
いろいろな素材を用いて、イメージしたものを形にしてお店屋さんごっこをしました。友達の姿を見て、「自分も作ってみたい!」と遊びが広がり、友達との関わりも深まりました。
運動会ごっこでは、「青空のゴーサイン」の曲に合わせて、そら組のみんなで遊戯をしました。元気いっぱい声を合わせて、ポーズもばっちり決まりました!
保育所のみんなに見てもらい、たくさん褒めてもらえたことが自信に繋がりました。
≪冬≫
みんなで一緒に歌ったり音楽に合わせて体を動かしたりして、みんなですることの喜びを味わうことができた「お楽しみ会」。お家の方に見てもらい、とても嬉しそうな表情の子ども達でした。
ALT交流では、英語の歌や絵本を通して英語に興味関心をもつことができました。表情豊かでユーモアのある「バイロン先生」を大好きになったそら組の子ども達でした。
友達と一緒に、かるたとりやすごろく、こま回しなどの正月遊びを楽しみました。自分達で、遊びの進め方を決めたりルールを守って遊んだりして、友達との遊びをじっくりと楽しめるようになりました。
「ロボット機関車」の音楽に合わせての繋がり遊び・・・友達の動きに対応して動いたり、友達との繋がりを感じたりして楽しむ姿が見られました。
他にも椅子とりゲームやフルーツバスケット、引っ越し鬼などの簡単なルールのある集団ゲームを楽しめるようになりました。
4歳児つき組さんとの交流を通して、進級への期待や憧れの気持ちが高まっているそら組の子ども達です。話を聞く姿勢や身の回りの始末など、進級を意識して取り組む姿が見られています。どんなお兄さんやお姉さんになるのか、これからの成長がとても楽しみです。