白沢保育所の日々
引き渡し訓練を行いました
11月17日に引き渡し訓練を行いました。
引き渡し訓練とは・・・
地震や台風などの自然災害時、火事や突発的な事故(不審者侵入)の際に、保護者の皆様に大切なお子様を無事に引き渡すことができるよう行う訓練です。
①保護者の皆様がどのようにお子様を迎えに来るのか。
②お子様の引き渡しはどのように行うのか。
という2点をしっかりと確認し、緊急時に保護者の方も保育士も戸惑わないように訓練を行いました。
今回は、台風で大雨が降り、地盤が緩み、園庭のブランコ側の崖が崩れてしまった、という想定で、
すみれ組の保育室に帰り支度をして集まりました。
避難訓練の放送後のクラスの様子です。
【3歳児さくら組さん】
放送後、担任の先生の話をよく聞き、自分達で帰る支度を行いました。
自分達で行動する姿に一人一人の成長を感じました。
【2歳児 たんぽぽ組さん】
たんぽぽ組さんも誰も泣かずに帰り支度を行うことができました。
自分でカバンや帽子を持ってきて準備をし、防寒着のチャックなど、難しい所は先生と一緒に行いました。
【1歳児 すみれ組さん】
先生と一緒に靴下をはいたり、防寒着を着たりして帰り支度を整えました。
戸外遊びの前に、靴下をはく時には「壁ぺったんしてね」と声をかけながら靴下をはいているので、訓練の時にも落ち着いてはくことができていました。
【0歳児 ちゅうりっぷ組さん】
先生に防寒着を着せてもらって、すみれ組さんにやってきました。
大好きな担任の先生となら、お部屋が変わっても大丈夫です。
ニコニコ笑顔でお迎えを待つことができました。
全クラス避難終了後、所長先生からお話をいただきました。
お家の方が迎えに来たら、担任の先生と出入り口まで手をつないでいき、一緒にお家の方の所まで行くことを約束しました。
その後、引き渡し訓練に来てくださった保護者の方に、お子様を引き渡しました。
お迎えに来た方から、一人ずつ、確実に引き渡しを行います。
引き渡し後、担任が自分のクラス名簿にチェックをし、所長に「○○ちゃん、無事に引き渡しました。」と報告することで、引き渡しのダブルチェックを行いました。
出入り口には、どのクラスの引き渡し場所かわかりやすいようにクラスの名前を掲示しました。
室内では、担任の先生に支援員の先生、事務員の先生がそろって子ども達を見守っていました。
そのため、一人一人の子ども達が安心してお迎えを待つことができました。
今回の引き渡し訓練で、保護者と、保育所が緊急時での引き渡しについて、共通理解を図ることができました。
大切なお子様の大切な命をしっかりと守れるよう、保育所では引き続き訓練を重ねて参りたいと思います。