糠沢小の日々
言葉の力 『夢の教室 萩原智子先生』
講師は、競泳のシドニー五輪代表の萩原智子先生でした。
前半は、仲間意識や目標達成に向け協力する姿勢や思いやりの精神を学び
後半は、萩原先生が夢を持つきっかけや夢を実現させるまでの努力を話していただきました。
萩原先生の話を聞き、同じ言葉でも夢を実現した人の言葉には深い意味と力強さがあると感じさせられました。
それは、ひとつひとつの言葉に一冊の本になるほどの挫折と成功と友情と努力の物語があるからです。
☆「ピンチをチャンスに変える」
☆「克己」
☆「覚悟」
☆「ライバル」
☆「優勝」
☆「笑顔の親善大使」
これらの言葉は、5年生30名の児童の心にしっかりと刻まれました。
昔・・・本宮にも爆弾が落ちた!(劇と戦争体験講話)
「ほしがりません。勝つまでは。」
「今日、赤紙が来たんだ。あさって、若松の連隊に入る。」
「母ちゃんは、おまえの無事をいっつも祈ってるからね。」
10月26日の学習発表会で、6年生33名は戦争をテーマにした劇『安達太良山は知ってる』を演じ、会場のみなさんから「感動して涙がでました」という感想をいただきました。
4日後の10月30日、幼い頃戦争を体験した2名の講師をお迎えし、戦争体験講話をお聞きしました。(生涯学習センターにコーディネートしていただきました。)
昭和10年代後半、B29より郡是製糸本宮工場のあたりに117個の爆弾が落下され、たくさんの住民が命を落としたこと。
赤紙で20歳以上の男子は戦争に行かなければならなかったこと。
女子は、けが人の世話や亡くなった人のお世話など臨時の看護婦をやったこと。
出征将兵の武運長久・安泰を祈願するために、国旗にたくさんの人が寄せ書きをしたり千人針で布を作ったりしたこと。
食べ物がほとんど無かったことなど・・・・。
6年生は、自分たちが演じた劇の中で出てきたセリフの意味を実感しながら、深い学習をすることができました。
☆6年生33名が演じた 劇 『安達太良山は知っている』
☆幼い頃に戦争を体験した二人の講師から、郡是製糸工場周辺に落ちた爆弾の話を聞きました。
☆出兵将兵へ・・・千人針の布、そして国旗の寄せ書き
☆当時のヘルメットや水筒の着用体験,関連図書の案内
創作劇「夜泣き地蔵」(糠沢に伝わる民話)
3年生は地域学習の中で糠沢字堀ノ内に伝わる「夜泣き地蔵」を知り、地元の川名実さんにお願いして、全員で興味深い話を聞きました。
「むかし、本宮字高木の方に夜に泣いている地蔵さまがいたので、堀ノ内に運んで小さなお堂をつくって入れてあげたら、泣かなくなった」というのがもともとの話のようです。
3年生は、この話をもとに全員で劇を演じ、最後は白沢地区に伝わる「白沢音頭」で地蔵さまを元気づけました。
地域の民話ということもあり、会場は「糠沢の名所」を共有することができました。
(堀ノ内に伝わるもともとの話を川名さんから聞きました)
(3年生で創作劇をつくり、3年生全員で演じました)
★本と友だちになる週間【読書週間】
糠沢小学校が日常行っている「本と友だちになる方法・取り組み」を紹介します。
(1)朝の読書(月曜日と金曜日の朝15分間、全校一斉に読書をしています)
(2)ブックトークや出張お話会(夢図書館によるテーマ別本の紹介、読み聞かせ)
(3)ドリーム文庫(夢図書館から学年ごとにいい本が選ばれて配本されます)
(4)あだたら号来校(子どもたちがあだたら号の本を自由に借りられます)
(5)読み聞かせ(学校支援ボランティアによる読み聞かせなど)
(6)図書ネットワークシステム(昨年度より図書の貸し借りがバーコードにより簡単になりました。誰がどの本を借りているかすぐわかります。本の検索もできます。)
(7)学校支援ボランティアによる本の整理・修理(夢図書館の応援もあります)
☆本宮市の図書館教育は,大変すばらしく子どもたちも幸せだなと感じます。大人も夢図書館や学校に足を運べば、その素晴らしさがよく分かります。
☆夢図書館による「出張お話会」
☆あだたら号来校(好きな本を自由に借りられます)
☆学校支援ボランティアによる本の整理・修理
☆図書ネットワークシステム(バーコードによる本の貸し出し)
学校創立140周年記念学習発表会のご案内
糠沢小学校区でなくても、どうぞおいでください。
なお、明日は寒い一日になりそうなので、暖かい服装でおいでください。
駐車場は、糠沢分館駐車場をご利用ください。
3本のタスキがつながった「もとみや駅伝」
41チーム345人の選手がタスキをつなぐために、たくさんの役員の皆さん(審判・記録・選手荷物・選手輸送・交通整理・中継所など)に支えていただきました。
糠沢小学校も、児童Aチーム・児童Bチーム・PTAチームの3チーム30人がタスキをつなぎました。
(Aチーム1時間27分51秒・4位、Bチーム1時間35分00秒・12位、PTAチーム1時間34分11秒・2位)
「仲間と仲間をつなぐ」「チームとチームをつなぐ」「走る人と応援する人をつなぐ」「世代をつなぐ」「地域をつなぐ」「時間をつなぐ」「21.4キロをつなぐ」「本宮市と上尾市をつなぐ」「来年につなぐ」「前の自分とこれからの自分をつなぐ」・・・駅伝のタスキは、競技以外にもつなぐべき大切なものを教えてくれました。
家族の皆さん、沿道の皆さん、応援ありがとうございました。
21.4キロを「つなぐ」 仲間と仲間を「つなぐ」 来年に「つなぐ」
糠沢小学校 30人3チームのゴール
創立140周年の原点は「校歌」「ふるさと」
現在の東校舎は昭和59年、西校舎は平成11年、プールは昭和54年、体育館は昭和63年にそれぞれ新築され、現在に至っています。
昭和10年代には児童数が500人を超え、西校舎を増築した平成10年代には300人を超える児童がいましたが、現在は185名となり1年生以外は単学級となりました。
10月26日の創立140周年記念学習発表会では、糠沢小学校の原点を振り返り、「校歌」「故郷」(文部省唱歌)「ふるさと」(嵐が歌っているもの)を全校合唱します。
ふるさとは、「一番素直になれる場所」「心の支えとなる場所」であることを、会場全員で確認し合いたいと思います。
開校初期のようす
現在の航空写真
全校合唱の練習
台風26号と阿武隈川
学区内の危険箇所や通学路、阿武隈川の様子を見てきました。
通学路は、8月5日の大雨による道路脇の陥没などが一部復旧されないままです。
阿武隈川は、一時上の橋が通行止めになるほどに水位が上昇し、またその流れも吸い込まれそうになるぐらいの勢いでした。
15時20分現在の阿武隈川の水位は、本宮4.92m、二本松7.63mでした。
「りっちゃんサラダ」で野菜嫌いを克服!
今日の給食のメニューに「りっちゃんサラダ」がありました。
この「りっちゃんサラダ」とは、小学1年下の国語の教科書の『サラダでげんき』に出てくるサラダです。主人公のりっちゃんは、おかあさんが病気なので、美味しい元気なサラダをつくり、それを食べたおかあさんがたちまち元気になったという夢のサラダです。
まず、この物語に出てくる食材(調味料を含む)ですが「きゅうり、キャベツ、トマト、かつおぶし、ハム、とうもろこし、さとう、にんじん、こんぶ、あぶら、しお、す」の12種類。次に協力してくれた登場人物は、「のらねこ、となりの犬、すずめ、あり多数、おまわりさんをのせた馬、白くま、アフリカぞう」の7人もいるのです。さらには、電報から飛行機まで登場します。
とんでもない背景の中で調理されたサラダだったのです。
野菜嫌いな子どもたちも、この「りっちゃんサラダ」だけは、なぜか大好きです。ご家庭でも、「りっちゃんサラダ」あるいはそれ以上の「○○ちゃんサラダ」に挑戦をお願いいたします。
10月10日は「目の愛護デー」
昨日、2年生学級活動で「目の健康」の授業を行いました。
目には「まゆ毛」「まぶた」「まつ毛」「なみだ」があり、それぞれ大切な役割をはたしていることを学習したあと、「目を大切にしていくためにはどうしたらよいか?」を話し合いました。
子どもたちは、「しせいをぴーんとすること」「きらいなものでも食べること」「ゲームをやるときは時間を決めてやること」などと、いい意見をたくさん出していました。
ちなみに、昨年度の全国小学生の視力1.0未満は30.68%、安達地区が34.2%、糠沢小学校が17.3%でした。なかなか好成績の糠沢小学校です。
「ゲームのきまり」も話し合いました。